2007年のベスト本です。ブログ開設前に載せた物が結構多くあります。
なお、2006年以前はどうやらベスト10を選んでいなかったようですので、これが最古のベスト10となります。
森谷公俊「アレクサンドロスの征服と神話」講談社(興亡の世界史第1巻)
カズオ・イシグロ「日の名残り」早川書房(epi文庫)
リジー・コリンガム「インドカレー伝」河出書房新社
松本典昭「パトロンたちのルネサンス」日本放送出版協会(NHKブックス)
宮下規久朗「食べる西洋美術史 「最後の晩餐」から読む」光文社(光文社新書)
シャン・サ「碁を打つ女」早川書房
伊東俊太郎「近代科学の源流」中央公論新社(中公文庫)
井野瀬久美恵「大英帝国という経験」講談社(興亡の世界史第16巻)
ディノ・ブッツァーティ「神を見た犬」光文社(光文社古典新訳文庫)
平沢廉「カメのきた道」日本放送出版協会(NHKブックス)
この年は、やはり「アレクサンドロスの征服と神話」が出たのが大きいですね。興亡の世界史シリーズがこの前年の終わりあたりから刊行されはじめましたが、巻によって面白さに差はありましたが、今回のベストに取り上げた2冊は面白かったです。
その他、カズオ・イシグロ、シャン・サ、ディノ・ブッツァーティは面白かったです。