まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

ベスト本

今年のベスト

そして、こちらで今年のベスト本約10冊をまとめようと思います。 正直言って難しいですが10冊に絞ります。 泣く泣く削ったバート・ホールの火器の誕生の本とか、ローラン・ビネやキム・イファン、ニー・ヴォ、マギー・オファーレルの小説、諫早先生の馬の本…

下半期ベスト

下半期は正直なところ、あまりまともに読めなかった時があったりします。 でもある程度は読んだのでそこから下半期のベストをまず選びます。 2023年のベストはもうそろそろだします。 そして、アップしてから気がつきましたが、2冊既に上半期でアップした物…

上半期ベスト

2023年も半分が終わりますが、ここまでのベストを掲載します。なおここに掲載した本のなかで、2冊ほど感想がないものがありますが、感想は書き上がり次第7月にアップします。 今回は12冊です。 バート・S・ホール「火器の誕生とヨーロッパの戦争」平凡社(…

今年のベスト

そして、2022年のベスト本を決めました。 (もうさすがに新しい本を読んで読み終わるというのはないだろうとおもいます)。 澤田典子「古代マケドニア王国史研究」東京大学出版会 橋場弦「古代ギリシアの民主政」岩波書店 木曽明子「弁論の世紀」京都大学学…

下半期ベスト

上半期と比べると本が読めたので、下半期は10冊 澤田典子「古代マケドニア王国史研究」東京大学出版会 橋場弦「古代ギリシアの民主政」岩波書店 木曽明子「弁論の世紀」京都大学学術出版会 大沼由布、徳永聡子(編)「旅するナラティヴ」知泉書館 周藤芳幸(…

上半期ベスト

上半期はぜんぜん本が読めておりません。それはこのブログの記事の少なさにも出ています。というわけで、上半期ベストは6冊だけになりました。上下巻とか3巻本とかありますが、それは1つということで。 前田弘毅「アッバース1世」山川出版社デイヴィド・アブ…

今年のベスト

今年のベストをそろそろ決めようと思いましたが、今年は例年以上に絞るのが難しかったです。色々と刺激を受けた本が多かったということも大きいですが、こうはんは冊数が減った割に面白いものに当たる率が高く、感想を大量に書いてしまったことが原因です。…

下半期ベスト

さて、下半期のベストからまず選びましょうか。11月と12月があまり本を読む時間が取れず、さっすはだいぶ減りましたが、面白いものに当たりました。むしろ選ぶのが大変になったような気がします。リュドミラ・ウリツカヤ(前田和泉訳)「緑の天幕」新潮社山…

上半期ベスト

6月もまだそれなりに残っていますが、仕事で色々と忙しく落ち着いて本を読めるか微妙な状況です。なので、もう上半期ベストを選んでみることにしました。 林美希「唐代前期北衙禁軍研究」汲古書院平田陽一郎「隋唐帝国形成期における軍事と外交」汲古書院小…

下半期ベスト約10冊

下半期ベストはこのようなラインナップになりました。年間ベストはそろそろ決めます。 窪添慶文「北魏史」東方書店(東方選書)ピーター・フランコパン(須川綾子訳)「シルクロード全史 文明と欲望の十字路(上)(下)」河出書房新社澤田典子「よみがえる天…

今年のベスト約10冊

もう仕事納めにしたので、今年のベストも決めようと思います。今年は前半はコロナ関係で本をやたらと注文して買って読み、それがことごとく面白かったのでベスト選びに困り、後半は一転して読書ペースがおちたりしました。 ベストを約10冊という適当な括りで…

上半期ベスト約10冊

少し早いかなとは思ったのですが、もうここで上半期のベスト約10冊を発表してしまおうかと思います。 2月と3月が全くブログに感想を書かないまま終わってしまったのですが、その後反動が出たのか ブログの更新が4月と5月に急に増えました(コロナのせい、と…

今年のベスト

さて、そろそろ今年のベストを選ぶときが来たようです。 上半期と下半期の結果を基に色々考えてみたのですが、なかなか絞るのが難しく、苦労しました。しかし、なんとか約10冊の範囲内に収めてみようとした結果こういうことになりました。 エリザベス・ドネ…

下半期ベスト

さて、今年のベストを選ぶ前に、下半期ベストから行きましょうか。 アンナ・コムニニ「アレクシアス」リウトプランド「コンスタンティノープル使節記」パオロ・コニェッティ(他)「どこか、安心できる場所で」伊藤雅之「第一次マケドニア戦争とローマ・ヘレ…

上半期ベスト

上半期ベストはこの10冊エリザベス・ドネリー・カーニー「アルシノエ二世」張愛玲「中国が愛を知ったころ」小池登・佐藤昇・木原志乃(編著)「『英雄伝』の挑戦」川島重成・古澤ゆう子・小林薫(編)「ホメロス『イリアス』への招待」山之内克子「物語オ…

今年のベスト

今年のベスト本を選んでみました。正直、絞るのが難しかったです。「侯景の乱始末記」とか、アンドリッチ の短編とかも載せたかったですし、内容の是非は日本史の専門家に任せるとして、武士誕生の物語として面白い「武士の誕生を解きあかす」もよかったです…

下半期ベスト約10冊

しばらく忙しくなりそうなので、あまり新しい本は読めそうにありません。なので、ここらで一旦閉めてもいいかなという気がします。 まずは下半期のベスト本を選んでみようと思います。今年のベストはもう少し考えて見ます。 張愛玲(藤井省三訳)「傾城の恋…

上半期ベスト約10冊

2018年上半期のベスト本をえらんでみました。順不同です。 吉武純夫「ギリシア悲劇と「美しい死」」 秋山晋吾「姦通裁判」 ヨーゼフ・ロート「ラデツキー行進曲」 メアリー・ビアード「SPQR ローマ帝国史」 Peter Thonemann 「The Hellenistic Age」 ジ…

今年のベスト

おそらく、今年のベストはこの10冊で確定して良いと思います。まだ今年は1週間ありますが、これ以外を選ぶのは正直なところ厳しいと思いますので。なお、シリーズものはまとめて1冊のカウントにしようと思います。なお、順番は適当です (1)エドワード・…

今年のベスト

もう今年も終わりに近づいているため、読んだ本の中でベスト本を選ぼうと思います。今年は11冊になりました(ベスト10にするのはあきらめました)。 和書(10冊) ・フィクション オルハン・パムク(鈴木麻矢訳)「黒い本」藤原書店 ジム・シェパード…

今年のベスト10冊

2015年もそろそろ終わりです。今年読んだ本のなかからベスト本1011冊を選びました。選ばれたのは次の本です(シリーズ物、連続物を全部読み通した場合はそれで1冊とします)。 *一冊載せようと思って忘れていたものを入れたら、増えてしまいました。でもめ…

今年のベスト10冊

少し早いのですが今年のベスト10冊はこれらの本にしました。 今読んでいるミハル・アイヴァス「黄金時代」が面白いのですが、どうも年内に読み終わりそうにないので、ここには入れられそうにないですので、これで決定ですね。再読本は入れない方針なので、森…

(昔を振り返る)2007年のベスト

2007年のベスト本です。ブログ開設前に載せた物が結構多くあります。 なお、2006年以前はどうやらベスト10を選んでいなかったようですので、これが最古のベスト10となります。 森谷公俊「アレクサンドロスの征服と神話」講談社(興亡の世界史第1巻) カズオ…

(昔を振り返る)2008年のベスト

このブログにベスト10冊を載せていたと思ったのですが、すっかり忘れていたり、ブログ開設前のベスト10は載っていないなど、抜けているところがあるため、それを掲載しようと思います。先ずは2008年のベストから。 澤田典子「アテネ 最期の輝き」岩波書店 橋…

今年のベスト

まだ今年もあと数日残っていますが、今年のベスト10冊はこういう感じにしました。 小川剛生「足利義満」中公新書 大内宏一「ビスマルク」山川出版社 クセノポン「アナバシス」岩波文庫 オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」光文社古典新訳文庫 ローラン…

今年のベスト

今年読んだ本のなかで面白かった物をあげていこうとおもいます。 並べ方には特に意味はないですが、この10冊にしました。 ウィリアム・フォークナー「アブサロム、アブサロム!」(上下巻) 根津由喜夫「ビザンツ貴族と皇帝政権」 森谷公俊「アレクサンドロ…

今年のベスト

今年も色々な本を読みましたが、そのなかで、あれは面白かったとかこれは良かったとか、この時期になって思いだした物をリストにしてみました。早くに思い だした物から書いていますので、別に順番というわけではないです。ただ、早く思い出したと言うことは…

今年のベスト

今年読んだ本のなかから、ベスト10をえらんでみました。べつに順番は良かった順番というわけではなく、単に読んだ順番に並べているだけです。なお、漫画は抜き、ということで。 ・クレア・キーガン「青い野を歩く」白水社(エクス・リブリス) ・澤田典子「…

今年のベスト本

サイトの方でちょこっと書いてみましたが、こちらでは補足っぽいことを。 (なお、ベストはこういう感じです) ・イスマイル・カダレ「死者の 軍隊の将軍」と他の作品(これが面白かっ たので、他のカダレ作品にも手を出すことに。他の作品もいいですね。今…