まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

マリオ・バルガス=リョサ(且敬介訳)「世界終末戦争」新潮社

本書は、2010年ノーベル文学賞受賞者であるマリオ・バルガス=リョサの有名な作品の一つであり、長らく日本で復刊を希望する人が多かった作品です。今 回、ノーベル文学賞受賞をきっかけに復刊されるまでは、買うのを一瞬戸惑うような高値がついていましたが…

ボフミル・フラバル「わたしは英国王に給仕した」河出書房新社

主人公ヤン・ジーチェはホテル「黄金のプラハ」給仕人見習いからスタートして、よその高級ホテルへと移りつつ金も貯め、給仕としてのスキルも積み、とうと うエチオピア皇帝ハイレ・セラシエから勲章を授けられるまでに至ります。しかしチェコスロヴァキアを…

1月の読書

1月はこのような感じで読んでいます。実は「わたしは英国王に給仕した」「江の生涯」は昨年末より読んでいます。ほかにどれだけよめるのかは、仕事次第というかんじです。 山内進「北の十字軍」講談社(学術文庫):読了 太田敬子他「十字軍全史」新人物往来…