まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年のベスト

そして、2022年のベスト本を決めました。 (もうさすがに新しい本を読んで読み終わるというのはないだろうとおもいます)。 澤田典子「古代マケドニア王国史研究」東京大学出版会 橋場弦「古代ギリシアの民主政」岩波書店 木曽明子「弁論の世紀」京都大学学…

下半期ベスト

上半期と比べると本が読めたので、下半期は10冊 澤田典子「古代マケドニア王国史研究」東京大学出版会 橋場弦「古代ギリシアの民主政」岩波書店 木曽明子「弁論の世紀」京都大学学術出版会 大沼由布、徳永聡子(編)「旅するナラティヴ」知泉書館 周藤芳幸(…

大沼由布、徳永聡子(編)「旅するナラティヴ 西洋中世を巡る移動の諸相」知泉書館

人はその一生において様々な形で「旅」に関わることがあるものだと思います。実際に自分がどこかに移動するだけでなく、誰かが残した旅の記録を読むという事もあるでしょう。また、人が実際に動くということだけではなく、人生を旅になぞらえることもありま…

澤田典子「古代マケドニア王国史研究」東京大学出版会

古代マケドニア王国の研究というと、アレクサンドロス大王の時代については多くの著作が見られますし、日本でも森谷先生の著作や澤田先生のちくまプリマー新書の一冊などが手に入ります。いっぽう、アレクサンドロス大王の父親であるフィリッポス2世について…

12月の読書

いよいよ今年も1ヶ月を切りました。 今月はこんな感じで本を読んでいます。 1番最後に読んだアジア人物史は面白く、下半期ベストに入れましたが感想をまとめるのが今年中は無理だったため、1月に感想を書きます(そういう本を年間ベストに入れるのもなんだか…