まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ストルガツキー兄弟「神様はつらい(世界SF全集24所収)」早川書房

かつて早川書房から出ていた世界SF全集のなかにソ連のSFが収められた巻があり、そこに収められていたのがストルガツキー兄弟の「神様はつらい」で、日 本で2015年3月に公開されたアレクセイ・ゲルマン「神々のたそがれ」の原作にあたる作品です。SFというと…

北田葉子「マキァヴェッリ」山川出版社(世界史リブレット人)

マキァヴェッリというと「君主論」の著者として非常に有名です。マキャヴェリズムという言葉に込められた意味から、目的のためには手段を選ばないというダーティなイメージを彼に対し持つ人もいるようです。 本書ではマキァヴェッリについて、政治とモラルの…

3月の読書

3月はこう言う本を読んでいます。 ストルガツキー兄弟「神様はつらい(世界SF全集24所収)」早川書房:読了 佐藤彰一「禁欲のヨーロッパ」中央公論新社(中公新書):読了 杉山清彦「大清帝国の形成と八旗」名古屋大学出版会:読書中 ジョン・キーガン「戦略…