まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

光成準治「関ヶ原前夜 西軍大名達の戦い」NHK出版(NHKブックス)

小説や大河ドラマ、映画で有名な関ヶ原の合戦ですが、それに至る経緯については、今もなお盛んに研究が行われています。そして、最近では、単純な二項対立(武功派対吏僚派、徳川対反徳川、北の政所派対淀殿派…)ではない方向に向かっているようです。 本書…

「興亡の世界史」最新刊は今日刊行予定です

やっと、「興亡の世界史」最新刊がでるようです。 一体どれだけ待ったことか…。 待たされ続けてやっと出る最新刊はカルタゴを扱っています。 この夏に仙台市博物館でカルタゴ展をやっていましたが、その前に読んでおいたらよく分かったんだろうなという気が…

宮野裕「「ノヴゴロドの異端者」事件の研究 ロシア統一国家の形成と「正統と異端」の相克」

ロシアがモスクワ大公国を中心として統合が進んだ15世紀後半から16世紀初頭、「ノヴゴロドの異端者」と呼ばれる集団が出現し、彼らによりモスクワ大公 国の政治が混乱を来したこともあったと言われています。1470年頃に出現し、1504年に主だった人々が処刑さ…

9月の読書

9月に入りました。あっというまですね。 で、こんな感じの物を読んでいます。それにしても、いつになったら「興亡の世界史」最新刊は出るのやら。何度も延長してると、そのうち忘れちゃいますよ…。 スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャッツビー」…