まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『世界史リブレット』で読むイスラム

こんなコーナーを作ってみました。 一括紹介(その5)〜「世界史リブレット」で読むイスラム〜 山川出版社の『世界史リブレット』シリーズのなかに、イスラム関係のテーマを扱った本がかなりあり、しかも結構テーマ別に分かれていておもしろそうだったので…

イアン・ショー「古代エジプト」岩波書店(1冊でわかる)

古代エジプトというと、ピラミッド、ツタンカーメン等々、一般にも広く知られている事柄がありますし、ミイラ関係の展覧会は日本でも頻繁に開かれています。王や貴族の墓や神殿といった事柄については目にする機会が多く、個別の王様については結構有名人も…

さらに積ん読が増えていく

ようやく「興亡の世界史」最新刊、「東インド会社とアジアの海」を読み終えました(まずまずおもしろかったです。でも、内容で印象に残っていることをあげると、ヴァスコ・ダ・ガマの航海は非常に乱暴だったということや、本社の無理解のせいでデュプレクス…

買ってきて読んでいない本

興亡の世界史最新刊やら、ベーオウルフ、地下室の手記と言ったところを買ったのにまだ全然読んでいません。 ここの所いろいろあってなかなか進まないのと、興亡の世界史の最新刊が意外と読んでいて頭に残らないというか何というか…。

村上信明「清朝の蒙古旗人 その実像と帝国統治における役割」風響社

昔は清朝の歴史というと、中華帝国の一つとして扱われてきました。確かに、満洲人は中国文明を取り入れて徐々に「漢化」されていっていますし、中国王朝の 官制を採用し、歴代皇帝が中国文化を愛好したことをみると、そのような見方もできます。しかし清朝の…

12月の読書

12月に読んだ本はこちらに掲載していきます。読み終わった物から順次掲載。 スコット「アイヴァンホー」(上)岩波書店(岩波文庫) 小松香織「オスマン帝国の近代と海軍」山川出版社(世界史リブレット) 清水宏祐「イスラーム農書の世界」山川出版社(世界…