まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

レオ・ペルッツ(垂野創一郎訳)「聖ペテロの雪」国書刊行会

物語は、医師アムベルクが大怪我の昏睡状態から目覚めるところから始まります。少しずつ何があったのか記憶を取り戻しながら、その時に彼の記憶と周りから 言われたことに大きな食い違いが生じていることが判明します。彼の記憶では5週間前にモルヴェーテへ…

鶴島博和「バイユーの綴織(タピストリ)を読む」山川出版社

ノルマンディー公ウィリアムがブリテン島に上陸してイングランド王となる「ノルマン・コンケスト」、その出来事自体は世界史でも必ず出てきます。イギリス 史の転換点の一つであり、重要な出来事ではありますが、それと同時にこの出来事は文献史料だけでなく…

11月の読書

11月はこういう本を読んでいます。今月はなんかあまり読書ペースが上がりませんが、いろいろありまして。 それはさておき、丸善で塩野七生「ギリシア人の物語1 民主政のはじまり」が12月18日発売予定というポスターがはってありました。いまのところ丸善し…