まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ブルガーコフ「巨匠とマルガリータ」河出書房新社

1930年代のモスクワに突如現れた悪魔ヴォラントとその一味(コロヴィエフ、アザゼッロ、ヘルラ、ベゲモート)は様々な騒動を巻き起こしていきます。雑誌の編集長が電車事故で首をはねられて死んだり、彼らを追った詩人が狂乱状態に陥り入院したり、ヴァリエ…

8月はブルガーコフを薦めておこう。

8月は冊数としては比較的色々読めたような気がします。それというのも、「カンタベリー物語」が3冊あったりしたからですが、今月読んで面白かった物はブルガーコフ「巨匠とマルガリータ」ですね。ヴォラントの「原稿は燃えない」とか巨匠の「おまえは自由だ…

8月の読書

8月に読んだ本は以下の通り。脈絡もなく読み散らかしております。 根津由喜夫「ビザンツの国家と社会」山川出版社 森谷公俊「アレクサンドロスの征服と神話」講談社 *再読 ブルガーコフ「巨匠とマルガリータ」河出書房新社 エリオット「Cats(キャッツ) T.…