まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ミハイル・シーシキン(奈倉有里訳)「手紙」新潮社

ワロージャとサーシャは恋人同士、一緒に過ごしたこともありますが、やがて二人は別々の処へ。そしてこの二人の手紙のやりとりという形で話が進んでいきま す。しかし読んでいると何やら不思議な感じがしてきます。それもそのはず、サーシャは現代のロシアで…

フラウィオス・アッリアノス(大牟田章訳)「アレクサンドロス大王東征記」岩波書店(岩波文庫)

私のメインのサイトでは、マケドニア王国史や漫画「ヒストリエ」に関係する話題を扱ったコーナーがあります。古代のマケドニア王国史というと、アレクサン ドロス大王が何よりも有名ですが、彼について同時代に書き残されたものはごくわずかしかないようです…

11月の読書

11月になりました。今年もあと1ヶ月と少しと言うことですね。 さて、11月はこんな感じの物を読んでいます。 大戸千之「歴史と事実」京都大学学術出版会:読書中 スティーヴン・グリーンブラット「一四一七年、その一冊がすべてを変えた」柏書房:読了 ルーカ…