まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小松久男(編)「1861年 改革と試練の時代」山川出版社(歴史の転換期)

山川出版社の歴史の転換期シリーズの第4回配本は、1861年というタイトルです。世界史でこの年号というと、真っ先に上がるべきものは南北戦争の勃発、ロシアの農奴解放令、イタリア王国の成立でしょう。その他、地味な事柄をあげると太平天国の乱が終盤に向か…

アーサー・フェリル(鈴木主税・石原正毅訳)「戦争の起源」筑摩書房(ちくま学芸文庫)

人類が登場してある程度の段階に入ると多くの地域で戦争が起きていた痕跡が見られるようになる出来事です。武器で傷を負った人骨、明らかに人為的にはもののようなもので傷をつけられた痕跡、鏃が刺さった骨といったものから、焼き払われた痕跡のある集落ま…

10月の読書

10月になりましたが、こういう本を読んでいます。 小松久男(編)「1861年 改革と試練の時代」山川出版社(歴史の転換期):読了 貴堂嘉之「移民国家アメリカの歴史」岩波書店(岩波新書):読了 アーサー・フェリル「戦争の起源」筑摩書房(ちくま学芸文庫…