まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ピーター・フランコパン(須川綾子訳)「シルクロード全史 文明と欲望の十字路(上)(下)」河出書房新社

古代からユーラシア大陸の東西を結ぶオアシスの道、草原の道、海の道といった東西交渉路の歴史については様々な研究が行われています。「シルクロード」に代表される東西交渉路がユーラシア規模で形成され、それを通じて絹に代表される様々なもの、仏教やキ…

澤田典子「よみがえる天才4 アレクサンドロス大王」筑摩書房(ちくまプリマー新書)

アレクサンドロス大王関連書籍というと、欧米諸国では汗牛充棟の様相を呈しているところがあります。しかし日本ではギリシア史研究がアテネ中心であったということもあり、研究者の数も少なく、それほど本が出ていないのが現状です。そのような状況下で、数…

11月の読書

11月になりました。先月は思ったほど読めずに終わってしまいましたが、今月はどうなるか。このような本を読んでいます。アザリーン・ヴァンデアフリートオルーミ「私はゼブラ」白水社:読了フィリップ・マティザック「古代ローマ帝国軍非公式マニュアル」筑…