まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

毛利晶「カエサル」山川出版社(世界史リブレット人)

古代ローマの数多くの人物の中で、ある史家をして「ローマ史が生んだ唯一の天才」とまで言わしめ、多くの人の興味を惹いてやまないカエサルについてコンパ クトにまとめた一冊です。共和政ローマの状況について簡潔にまとめ、その後はカエサルの生涯をたどり…

青柳かおる「ガザーリー」山川出版社(世界史リブレット人)

ガザーリーというと、イスラム世界の歴史についての教科書的記述ではスーフィズムとの関係 でその名前が登場します。本書ではガザーリーがシーア派を論駁し、哲学を批判的に受容し、神学や法学を発展させ、スーフィズムを取り入れることによりスン ナ派思想…

5月の読書

5月になりましたが、こう言う本を読んでいます。 青柳かおる「ガザーリー」山川出版社:読了 毛利晶「カエサル」山川出版社:読了 ナボコフ「ナボコフのドン・キホーテ講義」晶文社:読了 イアン・モリス「人類5万年 文明の興亡(下)」筑摩書房:読書中