まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

根津由喜夫「ビザンツ貴族と皇帝政権 コムネノス朝支配体制の成立過程」世界思想社

11世紀のビザンツ帝国は、ノルマン人やトルコ人の脅威にさらされたり、国内で反乱が多発した時期ということになっています。また、国内では、かつてはテ マ制に支えられた農民軍をもち皇帝が強力な力を発揮した中央集権的な時期に栄え、それがうまくいかなく…

ローズマリ・サトクリフ(猪熊葉子訳)「第九軍団のワシ」岩波書店(岩波少年文庫)

属州ブリタニアに赴任した百人隊長マーカスは、現地での争乱において足に重傷を負い、軍人としての立身出世、そして失った農園を買い戻すという夢を失いま す。やがて彼は叔父の家で傷を癒やしている時に闘技場でエスカという剣闘士奴隷を助け、買い取り、や…

2月の読書

1月は思ったほど読めなかったです。 2月はどうなるかな。 蘇童「河・岸」白水社(エクス・リブリス):読了 ローズマリ・サトクリフ「第九軍団のワシ」岩波書店(岩波少年文庫):読了 根津由喜夫「ビザンツ貴族と皇帝政権」世界思想社:読了 野溝七生子「山…