まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

上半期ベスト

2023年も半分が終わりますが、ここまでのベストを掲載します。なおここに掲載した本のなかで、2冊ほど感想がないものがありますが、感想は書き上がり次第7月にアップします。 今回は12冊です。 バート・S・ホール「火器の誕生とヨーロッパの戦争」平凡社(…

諫早直人・向井佑介(編)「馬・車馬・騎馬の考古学 東方ユーラシアの馬文化」臨川書店

前近代世界のユーラシアの歴史を考えるとき、馬及び騎馬遊牧民の存在が重要であると言うことはつとに指摘されてきています。騎馬遊牧民の国家が広大な領域を支配し、交易を活発化させたり、農耕民の世界との間で様々な交渉がみられたことも世界史でよく触れ…

姜尚中(総監修)「アジア人物史10 民族解放の夢」集英社

アジア人物史10巻は19世紀から20世紀、帝国主義の時代にアジアの人々がいかに対応していったのかを,非常に広い範囲の人物を取り上げながら描いていきます。扱われる人物の幅の広さは他の巻と同様に非常に広く、政治に関係した人物だけでなく、思想・文化に…

6月の読書

6月になりました。思ったほど本を読めなかった5月からどう変わるか。 こんな感じで本を読んでいます。 イ・ソヨンほか「蒸気駆動の男」早川書房:読了 姜尚中(総監修)「アジア人物史4」集英社:読了 バート・S・ホール「火器の誕生とヨーロッパの戦争」…