まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョゼ・ルイス・ペイショット(木下眞穂訳)「ガルヴェイアスの犬」新潮社

1984年1月、ポルトガルのガルヴェイアスという村に宇宙から謎の物体が落下してきます。落下とともに爆発が起き、村人たちは落ちた直後は現場を見て何事があったのか確認します。しかし、村人達は何があったのかも忘れ、何もなかったかのように日常生活へと復…

蔀勇造「物語アラビアの歴史」中央公論新社(中公新書)

アラビアの歴史、というとどのあたりの時代をイメージするでしょうか。現代の複雑な中東情勢を思い浮かべる人もいると思いますし、近代の英仏の進出とのかかわり、第一次大戦中のアラブの反乱といったあたりが出て来る人もいると思います。そして、ムハンマ…

8月の読書

8月になりました。8月はこのような本を読んでいます。 蔀先生の本は実は先月に買って、先月末というか今月頭に読み終わったものを感想書いています。 あと、今読んでいる「ペルぺトゥアの殉教」ですが、カルタゴの人身御供のくだりをよんでいると、非常に…