まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

清水亮「中世武士 畠山重忠」吉川弘文館

2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は源頼朝による鎌倉幕府設立と、鎌倉幕府初期の抗争や承久の乱で勝利者となった北条義時を扱った物語です。そこには鎌倉時代初期の有力武士たちも数多く登場しますが、その一人として畠山重忠という武士がいます。知勇兼…

デイヴィド・アブラフィア(高山博監訳、佐藤昇・藤崎衛・田瀬望訳)「地中海と人間 I•II」藤原書店

人類と海の関わりは古代から現代まで様々な形がとられ、海の世界を題材とした本は色々なものが出されています。そのなかでも地中海というと、ブローデル「地中海」が代表的な著作として取り上げられることが多いです。地中海の環境、社会、そして出来事、こ…

2月の読書

2月になりました。正直2月は忙しく、果たしてまともに本を読めるかも微妙な状況です。まあ、何とか読みたいとは思いますが。それはさておいて、このような本を読んでいます。Adrian Goldsworthy「Philip and Alexander」Head of Zeus:読了清水亮「中世武士 …