まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年のベスト

おそらく、今年のベストはこの10冊で確定して良いと思います。まだ今年は1週間ありますが、これ以外を選ぶのは正直なところ厳しいと思いますので。なお、シリーズものはまとめて1冊のカウントにしようと思います。なお、順番は適当です (1)エドワード・…

中島毅「スターリン」山川出版社(世界史リブレット人)

ソ連の指導者スターリンについて、ソ連を超大国にした、ドイツとの戦いを勝利に導いた指導者として高く評価する意見と反対派に対する厳しい弾圧や抑圧を行った独裁者として否定的に評価する意見に分かれるということはしばしば言われます。 本書は、そんなス…

エドワード・ケアリー(古屋美登里訳)「肺都(アイアマンガー三部作3)」東京創元社

今年に読んだ外国文学の中で、特に引き込まれたものとしてエドワード・ケアリーの「堆塵館」「穢れの町」があります。独特なイラストが目を引き、一風変わった世界を舞台にしていながらも読み始めたらあっという間に引き込まれ、次の展開が非常に気になる終…

12月の読書

もうすぐで今年も終わりですね。12月はこのような本を読んでいます。 塩野七生「ギリシア人の物語3」が半ばくらいに出るそうです。今回はアレクサンドロス大王の伝記のようですが、果たしてどんな感じなのか、怖いもの見たさで読んでみようとは思いますが、…