まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

下半期ベスト

さて、下半期のベストからまず選びましょうか。
11月と12月があまり本を読む時間が取れず、さっすはだいぶ減りましたが、面白いものに当たりました。むしろ選ぶのが大変になったような気がします。

リュドミラ・ウリツカヤ(前田和泉訳)「緑の天幕」新潮社
山田貴司「ガラシャ つくられた「戦国のヒロイン」」平凡社
籾山明「増補版 漢帝国と辺境社会」志学
エドワード・J・ワッツ(中西恭子訳)「ヒュパティア 後期ローマ社会の女性知識人」白水社
会田大輔「南北朝時代 五胡十六国から隋の統一まで」中央公論新社中公新書
ジョゼ・サラマーゴ(木下眞穂訳)「象の旅」書肆侃侃房
エリック・ジェイガー(栗木さつき訳)「最後の決闘裁判」早川書房(ハヤカワ文庫NF)
金原保夫「トラキアの考古学」同成社
森三樹三郎「梁の武帝 仏教王朝の悲劇」法蔵館法蔵館文庫)
フィリップ・リーヴ(井辻朱美訳)「アーサー王ここに眠る」東京創元社
ウォルター・テヴィス(小澤身和子訳)「クィーンズ・ギャンビット」新潮社(新潮文庫

これらの本を下半期ベストにしたいとおもいます。いや、削った本も泣く泣く外したというところなのですが、小説で面白いものが結構多く、それを残した結果こうなりました。

 
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