まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2018-11-22から1日間の記事一覧

高畠純夫・齋藤貴弘・竹内一博「図説古代ギリシアの暮らし」河出書房新社

古代ギリシアの歴史というと、アテネの民主政やスパルタの国政など、ポリスの政治制度の歴史やペルシア戦争、ペロポネソス戦争といった戦争、政治的な出来事の歴史から、ポリスで暮らす人々についての社会史的な研究、さらに古代ギリシア人が様々な事象をど…

イヴォ・アンドリッチ(松谷健二訳)「ドリナの橋」恒文社

旧ユーゴスラヴィアを構成していたボスニア、そこをながれるドリナ川にかけられた石造りの橋と、橋のそばにある街ヴィシェグラード。この街と橋を舞台に、オスマン帝国大宰相ソコルル・メフメト・パシャが川に橋をかけるところから、第一次大戦のはじまりと…