まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2008-09-10から1日間の記事一覧

今月は今のところこの2冊かな。

トマージ・ディ・ランペドゥーサの「山猫」とロナルド・トビの「鎖国という外交」はなかなか面白いですね。とはいえまだ9月は半分以上あるので、もっと面白い本が出てきたらそれに変えるかもしれませんが、この2冊は紹介してみようかなと思っています。 「山…

ロナルド・トビ「鎖国という外交」小学館

江戸時代は決して「鎖国」ではないということは最近の研究ではほぼ常識になってきています。長崎、松前、対馬、薩摩という4つの玄関口を通じて外から入ってくる物や人、情報を江戸幕府がおさえるためにとった体制が、19世紀に「鎖国」という言葉で表されるよ…