まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2022-01-01から1年間の記事一覧

デイヴィド・アブラフィア(高山博監訳、佐藤昇・藤崎衛・田瀬望訳)「地中海と人間 I•II」藤原書店

人類と海の関わりは古代から現代まで様々な形がとられ、海の世界を題材とした本は色々なものが出されています。そのなかでも地中海というと、ブローデル「地中海」が代表的な著作として取り上げられることが多いです。地中海の環境、社会、そして出来事、こ…

2月の読書

2月になりました。正直2月は忙しく、果たしてまともに本を読めるかも微妙な状況です。まあ、何とか読みたいとは思いますが。それはさておいて、このような本を読んでいます。Adrian Goldsworthy「Philip and Alexander」Head of Zeus:読了清水亮「中世武士 …

前田弘毅「アッバース1世」山川出版社(世界史リブレット人)

世界史リブレット久しぶりの新刊はイランのサファヴィー朝中興の祖、アッバース1世となりました。昔自分のサイトでアッバース1世の話題を取り上げた時には彼について扱った本がなく(その後、デイヴィッド・ブロー「アッバース大王」が出ましたが、記事を書…

1月の読書

1月となりました。今月はこんな本を読んでいます。前田弘毅「アッバース1世」山川出版社(世界史リブレット人):読了松井透「世界市場の形成」筑摩書房(ちくま学芸文庫):読書中安倍雅史「謎の海洋王国ディルムン」中央公論新社(中公新書):読了庄声「帝…