まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2019-11-13から1日間の記事一覧

マイケル・ワート(野口良平訳)「明治維新の敗者たち 小栗上野介をめぐる記憶と歴史」みすず書房

小栗上野介というと、幕末の志士を扱った物語では幕府側官僚として敵役のような扱いをされたり、悪役のような描かれ方をすることが多かったようです。また近代史を扱う本では、フランスに借款をして何とかしようとしたと言うことから売国の臣として描き、同…