まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2014-07-20から1日間の記事一覧

ティモシー・スナイダー(池田年穂訳)「赤い大公 ハプスブルク家と東欧の20世紀」慶應義塾大学出版会

ウクライナ王になろうとして策謀を巡らしたり、ナチスへの接近と寝返り、そしてソ連に捕ら えられ獄死するという壮絶な人生をたどった本書の主人公ヴィルヘルム・フォン・ハプスブルク、彼は中欧に長らく存在したハプスブルク君主国の皇族の一人に して、ヒ…