まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2013-11-11から1日間の記事一覧

メシャ・セリモヴィッチ(三谷恵子訳)「修道師と死」松籟社

オスマン帝国時代のボスニアを舞台に、修道師(これは本書の独自の訳語)アフメド・ヌルディンは弟が突如捕らえられてしまいます。そしてかれのもとに判事 の妻が自分の弟に相続権放棄するようにできないかと相談をうけたとき、彼はそれによって弟を助けられ…