まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2010-12-12から1日間の記事一覧

五十嵐修「王国・教会・帝国 カール大帝期の王権と国家」知泉書館

中世ヨーロッパ史において、カール大帝は西ヨーロッパ世界の成立にも深く関わる、非常に重要な人物の一人です。しかしその割には彼を扱った本は数が少なく、その少ない本も絶版となっているというのが現状でした。 本書は、かつて講談社選書メチエでカール大…