まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2010-06-25から1日間の記事一覧

吉澤誠一郎「清朝と近代世界 19世紀 シリーズ中国近現代史1」岩波書店(岩波新書)

清朝の近代史というと、アヘン戦争以降の半植民地化への道のりとして、また中国革命への前段階として書かれることが多いようですし、教科書的にはそのよう な扱いになるようで、その結果、清朝はどんどん没落し、衰退の一途をたどっているような書き方になっ…