まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2008-12-26から1日間の記事一覧

高澤紀恵「近世パリに生きる ソシアビリテと秩序」岩波書店(世界歴史選書)

絶対王政というと、かつては貴族とブルジョワジーの調停者として国王が絶対的な権力を握る体制と説明されていましたが、最近では「社団国家」という言葉で説明されることが多くなってきたようです。国民一人一人を把握することは出来ず、貴族や都市、ギルド…