まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2007-11-09から1日間の記事一覧

ディノ・ブッツァーティ「神を見た犬」光文社(古典新訳文庫)

光文社の古典新訳文庫では「猫とともに去りぬ」を前回紹介しました。今回紹介する「神を見た犬」もまた、イタリアの短編集ですが、「猫~」がどちらかというとほのぼのとした感じの話が多かった(このへんはロダーリが児童文学作家だからでしょうか)のに対…

パムクが終わらない

現在、「私の名は紅」を読んでいるのですが、章によって次々と語り手が変わる構成で、違う語り手が同じ事を話していたりする事も結構あり、結構読むのに骨が折れます。電車の行き帰りで簡単に読み終わるような本ではありません。はたして11月に読み終わるん…