まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

2013-09-01から1日間の記事一覧

加藤博「ムハンマド・アリー 近代エジプトを築いた開明的君主」山川出版社(世界史リブレット人)

ムハンマド・アリーによる近代国家建設の試みと行き詰まり、帝国への野望と挫折をコンパクトにまとめた一冊です。「人を通して時代を読む」というシリーズ 全般のコンセプトとなる帯文から考えると、ムハンマド・アリーの生涯を通じて地中海世界、そして近代…

小林義廣「王安石 北宋の孤高の改革者」山川出版社(世界史リブレット人)

王安石というと、世界史の教科書でも新法の実施者としてその名は必ず登場する人物です。本書は前半で王安石の生涯についてまとめ、後半で彼が実施した新法 の概要、その目標(官界の綱紀粛正・気風刷新、富国強兵)、新法に対する反対意見と王安石の関係、国…

9月の読書

9月はこのような感じで本を読んでいます。 (9/25の拍手へのコメント) コメントありがとうございます。最近出た新書も楽しく読ませて頂きました。そちらの感想も現在執筆中なのですが(本当はもっと先に感想をアップしているはずだったのですが…)、はたし…