まずはこの辺は読んでみよう

しがない読書感想ブログです。teacupが終了したため移転することと相成りました。

世界史リブレット人

山川出版社から、世界史リブレットの伝記ヴァージョンである「世界史リブレット人」の刊行が始まりました。最初の5冊は以下の5人です。

アレクサンドロス大王(澤田典子)
孔子(高木智見)
カール大帝佐藤彰一
バーブル(間野英二)
ビスマルク(大内宏一)

この5冊は出てすぐに購入しました。このなかでアレクサンドロス大王はここで長文の感想を書いていますが、他の本もなかなかおもしろいです(で、読み終わってからしばらくして感想も書きました)。

で、これに関してはどれか数冊と言うだけでなく、シリーズ自体をお薦めしていこうかと思うので、これからぼちぼち感想を書いていこうと思います(なかには読んでみたら思ったほど面白くなかったりするものもあるかもしれませんが、それでも感想は書きます)。

ちなみに、ビスマルクの巻には執筆予定者とラインナップがのっていました(他の本にはないです)。今回の5人以外はこんな感じ。未定が2冊分あるのです が、はたしてどうなる?改めて眺めてみると、南アジアとアフリカの冷遇っぷりが半端じゃないな…。もうちょっと入れられたんじゃないのかな(バーブルは経 歴的にどう考えても南アジアに入れにくいと思う。だってほとんど活動の中心は中央アジアとかアフガニスタンだし)。

追記(2014年12月19日):未定の2冊も著者は確定。ローザ・ルクセンブルクは姫岡とし子、ビクトリア女王は勝田俊輔となっっています


追記(2015年2月):マキャヴェリエラスムスマキャヴェリのみとなりました。


追記(2016年12月14日):マルコ・ポーロを載せるのを忘れていました。あと、エンクルマでなくンクルマで出版されました。そして、著者名を間違えていた箇所を一つ発見したので修正。さらに、それぞれの感想へのリンクをつなぎました。

追記(2018年9月15日):ルター、ミュンツァー、ツヴィングリ、カルヴァンではなく、結局ルター(森田安一)ででました。まあそういうのもあるよね。

 

追記(2019年)ラッフルズは著者が変更になりました

 

追記(2021年)大航海時代の人々は大航海時代の群像にタイトルが変わりました。


あの人が入ってない、こんな人があるのか、色々と思う所はあるけれど、それはこのシリーズの売れ行きしだいできっと第2期とかやってくれるんじゃないかと勝手に思っています。ある程度売れると見込みが立てばだしてくれるかもしれませんし、皆さん、これ買いましょう。そして、山川出版社さん、是非出して下さい、お願いします。



古代オリエント・古代地中海世界)8
ハンムラビ王(中田一郎)、ラメセス2世(高宮いずみ・河合望)、ネブカドネザル2世山田重郎)、ペリクレス(前沢伸行)、古代ギリシアの思想家たち高畠純夫)、カエサル(毛利晶)、ユリアヌス(南川高志)、ユスティニアヌス大帝大月康弘

(東アジアの前近代)17
商鞅太田幸男)、武帝(冨田健之)、光武帝(小 嶋茂稔)、冒頓単于(澤田勲)、曹操(石井仁)、孝文帝(佐川英治)、柳宗元(戸崎哲彦)、安禄山(森部 豊)、王安石(小林義廣)、クビライ・カン(堤一昭)、李成桂(桑野栄治)、永楽帝(荷見守義)、アルタン(井上治)、ホンタイジ(楠木賢道)、李自成 (佐藤文俊)、鄭成功(奈良修一)、康煕帝(岸本美緒)

(東アジア近現代)9
魏源と林則徐(大谷敏夫)、曾国藩(清水稔)、金玉均(原田環)、西太后(深澤秀男)、梁啓超高橋信夫)、袁世凱田中比呂志)、宋慶齢(石川照子)、陳独秀(長堀祐造)、汪兆銘(劉傑)


イスラム世界(前近代))13
アーイシャ(花田宇秋)、マンスール(高野大輔)、アブド・アッラフマーン1世(佐藤健太郎)、ニザーム・アルムルク(井谷鋼造)、ラシード・アッディー ン(渡部良子)、サラディン松田俊道)、ガザーリー(青柳かおる)、イブン・ハルドゥーン(湯川武)、レオ・アフリカヌス(堀井優)、イブン・ジュバイ ルとイブン・バットゥーダ(家島彦一)、ティムール(久保一之)、スレイマン1世(林佳世子)、アッバース1世」(前田弘毅)

イスラム世界(近現代))7
ムハンマド・アリー(加藤博)、アフガーニー(小杉泰)、ムハンマド・アブドゥフ(松本弘)、イブン・アブドゥル・ワッハーブイブン・サウード(保坂修司)、近代中央アジアの群像小松久男)、ムスタファ・ケマル(設楽國廣)、ナセル(池田美佐子)、ホメイニ冨田健次

(ヨーロッパ中世)4
ノルマンディー公ウィリアム(有光秀行)、ウルバヌス2世と十字軍(池谷文夫)、ジャンヌ・ダルクと百年戦争」(加藤玄)、マルコ・ポーロ(海老沢哲雄)

(ヨーロッパ近世)13

大航海時代の群像(合田昌史)、コルテスとピサロ(安村直己)、マキャヴェリ北田葉子)、ルター(森田安一)、エリザベス女王(青木道彦)、フェリペ2世(立石博高)、クロムウェル(小泉徹)、ルイ14世とリシュリュー(林田伸一)、フリードリ ヒ大王(屋敷二郎)、マリアテレジアとヨーゼフ2世(稲野強)、ピョートル大帝(土肥恒之)、コシューシコ(小山哲)、ワットとスティーヴンソン(大野 誠)

(ヨーロッパ・アメリカ近代)16

ワシントン(中野勝朗)、ロベスピエール(松浦義弘)、ナポレオン(上垣豊)、ヴィクトリア女王・ディズレーリ・グラッドストン(未定)、ガリバルディ (北村暁夫)、リンカン(岡山裕)、レーニン(和田春樹)、ウィルソン(長沼秀世)、ビリャとサパタ(国本伊代)、ローザ・ルクセンブルク(姫岡とし子)、ムッソリーニ高橋進)、スターリン(内田健二から中島毅に変更)、フランクリン・ローズヴェルト久保文明)、ヒトラー(木村靖二)、ド・ゴール(渡邊和行)、 チャーチル(木畑洋一)、

(南アジア)1
ガンディー(井坂理恵)

(東南アジア)5
ラッフルズ(西尾寛治から坪井祐司に変更)、チュラロンコン(小泉順子)、ファン・ボイ・チャウ(今井昭夫)、ホセ・リサール(池端雪浦)、スカルノ(鈴木恒之)

(アフリカ)1
ンクルマ(砂野幸稔)